【買わないで!】防災グッズでいらなかったものTOP10

【買わないで!】防災グッズでいらなかったものTOP10 防災グッズ

「防災グッズで実はいらなかったものも多いのでは?」

防災グッズの中には「使わなかったものや使いにくかったもの」もたしかにあります。
この記事では、『防災グッズでいらなかったもの』を紹介。さらに、本当に必要なものだけを厳選してリストアップしました。
この記事を読めば、お金もスペースも無駄にせず、本当に必要な防災グッズだけを効率的に備えられるようになります。もしもの時に後悔しないために、一緒に準備しませんか?

\ 未来の後悔をなくすために、 /

防災グッズなら防災士店長が厳選した39点セット【ディフェンドフューチャー】

この記事を読んでわかること

・経験者目線の「いらない」「つかわなくなった」防災グッズがわかる
・本当に必要な防災グッズもわかる
・失敗しない防災グッズの選び方がわかる

防災グッズの失敗しない選び方

ポイント

ここでは防災グッズ選びで失敗しないポイントを解説します。

代替品がないかを考えよう

防災グッズを選ぶ際は、ふだん使っているもので代用できないかを考えてみましょう。
たとえば、懐中電灯はスマートフォンのライトで代用できます。軍手も作業用手袋があれば不要になるかもしれません。ふだんの生活で使えるものが災害時にも役立つなら、あえて防災グッズとして買い足す必要はないでしょう。

収納を圧迫しない

限られた収納スペースを有効活用するためにコンパクトな防災グッズを選びましょう。かさばるものは保管場所を取るだけでなく、持ち運びの負担にもなります。
圧縮できるものや多機能なアイテムを選ぶと、収納スペースを節約できます。日頃から防災グッズの保管場所を決めておくのも大切です。

便利そうに見えて、備えにならないものもある

防災グッズの中には、便利そうに見えても実際の災害時には役に立たないものもあります。
たとえば、手回し充電器は、充電に時間がかかり「面倒」という声もあります。ソーラー充電器も天候に左右されるため、安定した電力供給は期待できません。もちろんこれらの機能はあると安心ではありますが、過度な期待は禁物だということです。

ポイントは
・子どもや高齢者でも「簡単に」扱えるか
・天候や状況に左右されず「いつでもどこでも」使えるか

の2点です。これらのポイントに気をつけて防災グッズを購入すれば失敗することはないでしょう。

「せっかく買ったのに使えない」というのは、避難生活において大きな後悔とストレスの原因となりえます。「いかにも便利そうな機能」だけに目を向けるのではなく、使いやすさや本当に必要な機能なのかを見極めることが大切です。

迷ったらオールインワン型防災リュックで備える

何を選んだらいいか迷う場合は、専門家が監修したオールインワン型の防災リュックがおすすめです。


オールインワン型防災リュックには、必要な防災グッズが一通り揃っているので、自分で一つずつ選ぶ手間が省けます。これにより、時短で届いたその瞬間に最低限の災害への備えが完了するのです。
仕事や家事、育児で毎日が忙しい方にとってはなによりうれしいポイントではないでしょうか。
ただし、内容物を過信せず、家族構成に合わせて必要なものを追加・見直す必要はあります。とはいえ、最低限のものが揃って「備えゼロ」の状態から抜け出せるだけでも非常に大きな一歩です。

「いつ災害が起きても家族を守れるようにしておきたい」オールインワン型防災リュックは「備えなかった時の後悔」をなくすための最も合理的な選択です。
時間がない人こそ積極的に検討する価値があります。

家族を守るために

【買わないで!】防災グッズでいらなかったもの TOP10

ストップ

ここでは、防災グッズでいらなかったものをランキング形式で紹介していきます。

1位:コンパス

避難経路が明確になっている場合や土地勘がある場所では、コンパスを使う機会はほとんどありません。スマートフォンの地図アプリやGPS機能の方が、より実用的でしょう。
ただし、電波が届かない状況も想定されるため、紙の地図を準備しておくほうが賢明です。

経験者が語る防災グッズでいらなかったもの6選と本当に必要なものリストを解説|Jackly
【2025年】災害時なくて困ったものを状況別に徹底解説|防災グッズリスト – EcoFlow(エコフロー)公式ブログ

2位:大型テント

災害時に広いスペースを確保できる大型テントは、避難所生活をプライバシー面も含めて快適にすると思われがちです。しかし、設営に手間がかかり、避難場所によっては設置できないこともあります。
そもそも最初の避難のときには重すぎて運ぶことも困難でしょう。プライバシー確保には簡易的なパーテーションや目隠しになるシートの方が現実的です。
もしも買うなら、1~2人用の小型のテントがおすすめですが、収納がかさばるので、やはりそこまで優先順位は高くありません。

テントは防災用品として役に立たない?! | 週末冒険会|大人向けキャンプ・焚き火・アウトドア体験

3位:ロープ

救助活動などに使えるイメージがあるロープですが、一般の人が使いこなすのは困難です。誤った使い方をすると、かえって危険な状況を招く可能性もあります。
専門的な知識がない場合は、無理に準備する必要はないでしょう。

経験者が語る防災グッズでいらなかったもの6選と本当に必要なものリストを解説|Jackly
【2024年版】災害時 本当に必要だったもの・いらなかったものランキング:100均で買えるグッズも紹介! | 旅飯福島 旅と食の物語

4位:ヘルメット

落下物から頭を守るヘルメットは重要ですが、ふだんから着用する習慣がないと、災害時にすぐに使えるとは限りません。収納場所も取るため、防災頭巾のようなコンパクトなもので代用するほうが現実的です。
近年では折りたたみ式のヘルメットも販売されているため、収納スペースに余裕があるなら買っておくのもありです。

5位:ティッシュペーパー

ふだんから使うティッシュペーパーは、災害時にも必要だと思いがちです。しかし、かさばりやすく、大量に備蓄するには場所を取ります。
ウェットティッシュや、水で濡らして使えるペーパータオルなどで代用できるでしょう。

6位:手回しラジオ・手回し充電器

防災ラジオは、停電時に情報収集に役立ちますが、手回しによる充電は労力がかかります。実際に避難生活を経験した人からも「想像以上に疲れた」「充電がなかなか終わらない」という感想もあります。

スマートフォン等に使える手回し充電器も同じです。「せっかく備えたのに使いにくくて不便」というのは、避難生活でただでさえストレスを感じやすいのに、その後悔も合わさって、さらに余計なストレスを貯めこんでしまいそうです。

手回し型のものではなく、乾電池式のラジオと充電器、予備の電池を準備しておくほうが手軽で確実な選択肢となります。どうしても手回し型を備えておきたい場合は、充電効率がいいものを選び、あまり期待しすぎないようにしておくといいでしょう。

災害グッズ「なくて困った」1位は充電器!いま入手すべき災害用充電グッズを考える|いつもしも
【経験談】防災グッズでいらなかったものは?東日本大震災の実情を紹介 | カーサミア

7位:カップ麺・インスタントラーメン

お湯があれば手軽に食べられるカップ麺やインスタントラーメンは、非常食の定番と思われています
しかし、災害時はお湯が手に入るとは限りません。実際「カップラーメンは残り汁を捨てるため、お湯がもったいなかった」という体験談もあります。スープを残すにしても排水方法やラーメンばかりだと塩分過多になるというリスクも指摘されています。
カップ麺やインスタントラーメン自体は長期保存可能な非常食ではありますが、そればかりに頼らないようにするのが大切です。
お湯がなくても食べられるアルファ米やパンの缶詰などを中心に備蓄しましょう。

災害食「カップ麺を斬る」その1|リスク対策.com
(2ページ目)3.11の被災経験者が語る見落としがちな災害用備蓄品|@DIMEアットダイム

8位:ろうそく

停電時の明かりとしてろうそくを準備する方もいますが、火災のリスクがあります。
LEDランタンの方が安全で長時間使用できます。懐中電灯と合わせて、スペースに余裕があれば複数用意しておくと安心です。

9位:毛布

防寒対策グッズは必要ですが、毛布はかさばりやすく収納場所を圧迫するため、おすすめできません。
どうしても毛布のほうが安心できるという場合は、圧縮袋などを活用してコンパクトに収納する工夫が必要です。
おすすめはアルミブランケットです。アルミブランケットのほうがコンパクトに収納できるためです。

10位:多機能ツール

ナイフや缶切り、ドライバーなどが一つになった多機能ツールは便利そうに見えますが、実際に災害時に全ての機能を使うとは限りません。
本当に必要な機能に絞ったシンプルな道具を、個別に用意するほうが使いやすく管理もしやすいでしょう。

本当に必要な防災グッズ7選

非常食と水

ここからは本当に必要な防災グッズを紹介していきます。どれも災害時に生き残るために必要なものですので、確実に備えておきましょう。

水、飲料水

災害時の生命維持に最も重要なのが水や飲料水です。一人あたり1日3リットルを目安に、最低3日分は備蓄しておきましょう。
実際に避難した方の体験談でも「本格的に水の支給が始まるまでは、とにかく水に困った」わずかな水を3人で分け合った」というものが多く聞きます。飲料水としてだけでなく、生活用水も不足していたようです。
ふだん当たり前に使えている水が、使えなくなるのは想像以上に深刻な影響を及ぼすもの。水は絶対に必要なものです。必ず用意しておきましょう。

水はできれば5年以上の長期保存できる水を選ぶのがおすすめです。
また、ローリングストック法を活用して、ふだんから水を少し多めに備蓄しておき、定期的に消費して新しいものを補充する方法も有効です。

内閣府|防災基本計画
平成 23 年度宮古市中央公民館事業 – 3.11 大津波体験語り継ぎエピソード集

非常食

水やお湯がなくても食べられる非常食がオススメで、具体的にはアルファ米、パンの缶詰、栄養補助食品などがおすすめです。ビスケットやようかんのようなお菓子系の非常食もあれば安心ですね。非常食も最低3日分のストックが必要です。

「支援物資が届くから大丈夫」と考える方もいるかもしれませんが、支援物資が被災地に到着するまで災害発生から数日かかるケースもあります。支援物資が到着しても、全員に平等に配布できるように仕分けする必要もあるので、すぐに手もとに届くことはありません。それまでは備蓄されていたビスケットだけで過ごしたという体験談もあります。
このことから「支援物資が届くまでの数日間を乗り切るための非常食」の重要性がわかりますね。自分と家族の命を守るために非常食は確実に数日分は備えておきましょう。
アレルギーを持つ家族がいる場合は、アレルギー対応の非常食も忘れずに準備してください。

【インタビュー】楽天グループ社員に聞く 能登半島地震を体験した「その日、その後」【前編】 | もしものはなし

モバイルバッテリー

停電時にスマートフォンなどの情報端末を充電するためにモバイルバッテリーは必須です。大容量で、繰り返し使えるものを選びましょう。
ソーラー充電機能付きのものは天候に左右されるため、過信は禁物。予備電池やポータブル電源でいつでも充電できるようにしておくと確実です。
ふだんから充電しておき、いざという時に使えるようにしておくのも大切です。

簡易トイレ

断水時に困るのがトイレです。そんなときの必須アイテムが簡易トイレです。
簡易トイレは家族の人数に合わせて必要な個数をストックしておく必要があります。1人1日で5回分は必要です。水道の復旧は日にちがかかることが多いので1週間分は備えておくと安心です。
実際、半数以上の自治体が仮設トイレの設置に3日以上かかったそうです。設置されたとしても長蛇の列で使えるようになるまで時間もかかります。このため、1人35個と想定して、4人家族なら約150個分はほしいところ。
凝固剤や汚物袋がセットになったものを用意しておきましょう。消臭機能付きのものを選ぶと、臭い対策にもなります。

【備えはトイレが要!?】災害時なくて困ったものを体験者が告白! 起こりがちな「二次健康被害」と対策とは?|OurAge
仮設トイレも長蛇の列…被災者の体験談に学ぶ!防災用品「非常用トイレ」の重要性(FRaU編集部)

防災ラジオ

災害発生時には、テレビやインターネットが使えなくなる可能性があります。乾電池式の防災ラジオは、正確な情報を得るための重要な手段です。なによりも情報が入らないことが最大の不安要素だったという経験者の声もあります。
AM/FMラジオだけでなく、ワイドFMに対応しているものがおすすめです。サイレン機能やライト機能が付いていると、さらに役立ちます。予備の乾電池も忘れずに準備しておきましょう。

平成 23 年度宮古市中央公民館事業 – 3.11 大津波体験語り継ぎエピソード集

防寒用アルミシート

軽量でコンパクトながら、保温性に優れたアルミシートは、寒さ対策に役立ちます。広げれば体を覆うことができ、たためば場所をとりません。
避難時だけでなく、ふだんのレジャーなどにも活用できるため、お試しで買ってみるのもおすすめです。

救急セット

けがや体調不良に対応できるよう、救急セットを用意しておきましょう。
ばんそうこう、消毒液、包帯、ガーゼ、体温計、常備薬などをまとめておきます。使い方のわかる人が管理し、定期的に中身を確認するのを忘れずに。

あると便利な防災グッズ5選

電気コンロとポータブル電源

ここでは備えておくとより便利で快適になる防災グッズを紹介します。いつまで続くかわからない避難生活では、不安や恐怖から想像以上にストレスがたまると考えられます。そんな避難生活を少しでも快適に過ごせるようになるものを集めました。

ウェットティッシュ

避難中という非日常の中では、衛生面に不安があるだけでもストレスになってしまうかもしれません。ウェットティッシュがあれば、水が使えない状況でも手や体を拭いたり、物を拭いたりできるのが大きなメリット。
アルコール除菌タイプとノンアルコールタイプがあるので、用途に合わせて選びましょう。ウェットティッシュにも長期保存可能なものがあるので、防災リュックに一つ入れておくのがおすすめです。

下着・着替え

着替えが全くない状態で1週間を過ごすことを想像してみてください。人によっては想像するだけで顔をしかめる人もいるかもしれませんね。しかも、それが真夏だったら…もはや想像したくないですよね。ですが、着替えを備えていないと、そんな避難生活を送らざるをえなくなるのです。

そのため、避難生活が長引くことを想定して、下着や着替えを用意しておくのは、実はとても大事なのです。素材は吸水性や速乾性に優れたものがおすすめです。季節に合わせた衣類を準備し、圧縮袋に入れてコンパクトに保管しておくといいでしょう。

タオル

体を拭くのはもちろん、防寒対策や止血などさまざまな用途で使えるタオルは複数枚用意しておくと便利です。吸水性が高く、乾きやすい素材のものがおすすめです。

カセットコンロor電気コンロ

カセットコンロや電気コンロがあれば、温かい食事を作ることができます。長期保存できるレトルト食品などを温めるのに便利です。

カセットコンロの場合はカセットボンベも忘れずに用意しておきましょう。ボンベは1日1本消費すると想定して4〜5本用意しておくと安心です。
電気コンロはポータブル電源とセットで用意しておきます。電気コンロは電気さえ復旧すれば、早い段階から使用可能になるというメリットがあります。

ちなみに、電気の復旧には長くて1週間ほど、ガスの復旧には1ヶ月以上要するといわれています。

ポイント

・災害発生からの数日間を乗り切るためのカセットコンロ
・ポータブル電源があれば災害発生から使えて、ガスが復旧しなくても使い続けられる電気コンロ

カセットコンロにも電気コンロにも良し悪しがあるため、それぞれの条件をどちらがライフスタイルに合ってるかを考慮の上選ぶといいでしょう。

ポータブル電源

災害による環境の変化はそれだけで大きなストレスになるもの。ポータブル電源はそんな環境変化によるストレスを大きく緩和してくれる防災グッズです。
スマートフォンやラジオなどの充電だけでなく、照明や小型家電が使えるようになると日常に近い生活ができるようになるのです。家族の安心のためにぜひ用意しておきましょう。

家族が避難生活を少しでも快適に送るために

大容量で持ちやすいポータブル電源!【Dabbsson_Japan】

「防災グッズいらなかったもの」を知って無駄なく備えよう

この記事では、「実は防災グッズでいらなかったもの」をランキング形式で紹介しました。コンパスや大型テント、ロープなどは状況によっては不要となる場合があります。
本当に必要なのは飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、防災ラジオといったものでした。これらは生命維持や情報収集に不可欠なものです。

無駄なものを省き、本当に必要なものだけを準備することで、限られたスペースと予算を有効活用できます。
いつ起こるかわからない南海トラフ地震に備えて「あのとき備えておけばよかった」という後悔をしないためにも、今すぐできることから始めませんか。賢く備えて、家族の安全を守りましょう。

\ 未来の後悔をなくすために、今すぐ購入 /

お問い合わせフォーム
このフォームに入力するには、ブラウザーで JavaScript を有効にしてください。
名前

コメント

タイトルとURLをコピーしました